倉庫業ってどんなビジネス？
倉庫業とは寄託契約を結んだ荷物を倉庫で保管するビジネスのことです。つまり、荷物を保管したい人と寄託契約を結び、一定期間荷物を保管することで、トランクルームと呼ばれています。ただし、倉庫業は貴重品を取り扱い、万が一破損させてしまった場合保証しなければなりません。また倉庫業を行うには国土交通省に業務許可の登録を行う必要があります。
倉庫業の種類は全部で3種類！
倉庫業は大きく分けて3種類あります。1つ目が普通倉庫業です。もっとも一般的な倉庫業で、荷物や家財をコンテナなどで保管します。2つ目は水面倉庫業です。預かった荷物を水面に浮かべて保管します。原木などの植物を保管する時に使用する方法です。最後が冷蔵倉庫業です。主に食品を保管します。常に冷蔵を保つ必要があるので、専用の倉庫を用意しなければなりません。
倉庫業の仕事ってどんなことをするの？
届いた荷物を検品し、指定の個数が届いているか、傷が付いていないかなどを確認します。確認が終わったら荷物毎に保管する方法を決め、専用の倉庫で保管します。また依頼者が荷物を出したいときは包装やラッピングをし、仕分けを行って出荷します。
倉庫業法ってどんな内容なの？
倉庫業法は荷物を保管する上で順守しなければならない法律です。倉庫業法の第1条には「倉庫業の適正な運営を確保」と記載されており、国土交通省に業務許可の登録を行うには「倉庫業の適正な運営を確保」という点で厳しく確認されます。例えば倉庫が「倉庫業を営むための倉庫」として建築確認されていることを専門家に確認してもらう必要があったり、施設や設備が決められた基準に合格していること、寄託約款を定めて届け出ていることなど、厳しい審査があります。
物流の仕事は物を運ぶことだけでなく、倉庫や工場での仕事、事務作業など作業のフローごとに幅広い仕事があります。主な流れとしては、受注→流通加工→梱包・包装→情報管理→輸送・運搬になります。